青汁を作っているのはどんな「青い」食品なのだろうかと検索して調べてみました。まず、第一に挙げられるのはケールという植物でした。大体どのメーカーでもケールを使っています。ケールはアブラナ科の植物です。ビタミンやミネラルが豊富で、「スーパー野菜」の異名を取る程、栄養が豊富だそうです。便秘の改善やメタボリックの予防、血糖値を下げる効果があるそうです。しかし、独特の苦みがあるらしく、ナッパとして、お浸しやサラダなどでは食べにくく、青汁が最適のようです。
次に多かったのが、大麦若葉という食品でした。名前の通り、大麦の若葉のようです。麦は種子以外も利用できるようです。ケール程ではないにしろ、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているそうです。血液に含まれる老廃物を排出したり、便秘を改善したり、新陳代謝を上げる効果が期待できるようです。そして、苦味が少なく、食べやすい味のようです。しかし、大麦若葉も、青汁やサプリメント以外では殆ど見ないので、そのまま料理して食べるには向かない味や食感なのだと思います。
次は明日葉でした。明日葉の語源は、収穫しても翌日になればまた葉を茂らせている生命力の強い植物という意味だそうです。ケールよりも更に栄養豊富だそうですが、栽培できる地域が限られているので、商品数は多くないようです。カルコンという成分が豊富で、これは血液をサラサラにしたり、セルライトを解消する効果が期待できるようです。また、明日葉は抹茶風味で飲みやすいようです。明日葉自体も、小笠原諸島など、栽培できる地域では明日葉のお浸しや明日葉のテンプラなど、そのまま料理して食べているようです。
さらに、ヨモギを挙げている青汁も多かったです。ヨモギは「善く萌える草」でヨモギと、も明日葉と同様に生命力の強さが語源になっています。ビタミンが豊富であることのほかに、クロロフィルが多く含まれていて、女性には嬉しい貧血の予防や改善、血液中のコレステロールを下げる効果が期待できます。古くから、ヨモギ餅やヨモギ団子のように、お菓子に利用されることが多いことからも分かるように、味も良い、食べやすい食品です。また、独特なヨモギの香りは、リラックス効果も期待できます。
>>飲みやすい青汁
青汁の原料となる食品は、まず第一に大切であることは栄養豊富であることのようです。そして、次に食べやすさ、飲みやすさに重点を置いているようでした。しかし、いくらその二つが満たされていても、原料が安定して調達できるかは重要のようでした。
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